【Apacheとはなにか】
Apache(アパッチ)とは、オープンソースとして無料で利用できるWebサーバーソフトウェアです。
(Webサーバーソフトウェアとは、ChromeやSafariなどのWebブラウザを利用してWebサイトへアクセスした際に、Webサーバーで処理をして接続元(のブラウザ)へHTMLやCSS、JavaScriptなどの情報を返却する役割を持つソフトウェアです。)
高い処理性能と豊富な拡張機能、使いやすい管理画面などが特徴で、大規模Webサイトでも柔軟に対応できます。
一方で、高機能ゆえに設定が複雑になる傾向があり、セキュリティ対策やメンテナンス、運用作業にも注意が必要です。継続的な保守が欠かせません。
≪Apacheとは?特徴や導入目的や人気のWEBサーバーとの比較をわかりやすく解説:https://jitera.com/ja/insights/7276#:~:text=Apache(%E3%82%A2%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%81)%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81,%E3%82%82%E6%B3%A8%E6%84%8F%E3%81%8C%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82≫
【ミドルウェアとは】
[アプリケーションとOSの中間に存在するソフトウェア]
ミドルウェア(middleware)とは、コンピュータを構成する要素の一つで、基本機能を提供するOSとOSだけではできない特別なことを提供するアプリケーションとの間に存在します。
ミドルウェアとソフトウェアの違いがわからないという声も聞きますが、ミドルウェアはソフトウェアの一種です。
アプリケーションは業務の遂行に特化した機能、OSは汎用的な機能を担いますが、求められる機能の中にはアプリケーションほど具体的ではなく、OSほど汎用的でないものもあるでしょう。それを担うのが両者の中間に存在するミドルウェアです。
≪ミドルウェアとは?役割や機能、種類をわかりやすく解説!:https://it-trend.jp/development_tools/article/32-0044≫
【リレーショナルデータベース(RDB)とは】
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RDB(Relational Database:リレーショナルデータベース)とは、表形式の複数データを関連付けて使えるようにしたデータベースのことです。
RDBは、必要なデータを取り出しやすいというデータ操作性の高さから、大手企業の基幹系システムの約8割で利用されているといわれています。
リレーショナルデータベースでは、データを行と列で構成されるテーブルに格納します。各行は特定のレコードを表し、列は属性です。テーブルは、キーによって互いに関連付けられることで、データ間の関係が明確になります。
リレーショナルデータベースの利点は、データの整理と抽出が非常に効率的であることです。たとえば、企業が顧客情報を管理する場合、顧客の名前等の各データや購買履歴などを個別のテーブルに分けて保存し、必要に応じて関連付けた使用が可能です。
リレーショナルデータベースは、データの一貫性と整合性を保ち、複雑なクエリを迅速に処理する能力があります。データベースの初心者から専門家まで、最適なデータ管理と運用を実現するための多岐にわたる選択肢を提供しています。
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≪RDB(リレーショナルデータベース)とは|NoSQLとの違いやメリットを紹介:https://business.ntt-east.co.jp/content/cloudsolution/column-338.html≫
≪リレーショナルデータベース(RDB)とは?メリット・デメリットや活用例を紹介:https://blog.trocco.io/glossary/relational-database≫
【SQL文と管理コマンドの違い】
[SQL文]
SQL文とはデータベースを操作する言語のことで、データの検索や追加などの命令を出す文を指します。 Javaなどのプログラミング言語よりも比較的扱いやすく、基本の命令文は「SELECT」「INSERT」「UPDATE」「DELETE」の4種類しかありません。
[管理コマンド]
指令。 コンピューターで処理装置に指示する特定の文字列。 キーボード入力を主とするCUIのオペレーティングシステムやアプリケーションソフトなどにおいて使われる命令語を指す。
≪SQL文とは?基本命令文と書き方をわかりやすく解説!:https://it-trend.jp/development_tools/article/32-0012#:~:text=SQL%E6%96%87%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9,%E3%81%AE%EF%BC%94%E7%A8%AE%E9%A1%9E%E3%81%97%E3%81%8B%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%E3%80%82≫
【データベースのschema(スキーマ)について】
[DBのスキーマとは?]
データの構造、性質、データベースを操作するときのルールや表現法などを定義したもの。データベースの設計図のようなものです。
スキーマは、データベースの設計図というイメージを持っていると良いでしょう。それぞれ三層のスキーマがほかの層に影響しないようにすることで、データベースの変更のインパクトを吸収することも重要です。
≪データベース(DB)のスキーマについてわかりやすく解説します!:https://www.engineer-route.com/column/7480/≫
【データベースの種類(型)と主要なデータベースについて】
データベースの種類は構造によって以下の4種類に分類できます。
・階層型
・ネットワーク型
・リレーショナル型
・NoSQL
□階層型
階層型のデータベースは、ノードと呼ばれる特定情報の集まりでデータを蓄積します。いわゆる家系図のような構造になっており、特定のノード(親ノード)の下に複数のノード(子ノード)がつながっていて、ツリー状に派生していきます。
・メリット
データにアクセスする速度が速い
・デメリット
重複登録が必要で柔軟性に欠ける
□ネットワーク型
ネットワーク型のデータベースは、情報の集まりであるノード同士が網目状につながる構造になっています。
・メリット
重複登録が必要ない
・デメリット
使用に高度な知識が必要
□リレーショナル型
リレーショナル型のデータベースは、各データを行と列から構成される表形式で蓄積するのが特徴です。複数の表を関連させることで、複雑なデータを柔軟に整理・保管できるようになります。
・メリット
柔軟なデータの取り扱い可能
データの一貫性を保てる
複雑なデータを扱える
データ検索が可能
・デメリット
プログラムが複雑化しやすい
処理速度が遅くなる
□NoSQL
基本構造はリレーショナル型と同じですが、リレーショナルデータベースを制御する一般的なデータベース言語であるSQLを使用しないタイプです。
・メリット
大規模なデータを扱える
応答速度が速い
・デメリット
データの整合性が保てない
データの加工が難しい
[リレーショナル型データベース]
・MySQL
・Oracle Database
・Microsoft SQL Server
・Microsoft Access
・PostgreSQL
・SQLite
・Amazon Aurora
[NoSQL型データベース]
・MongoDB
・HBase
・Cassandra
・Amazon Dynamo DB
・Amazon ElastiCache
≪データベースの種類を解説!主要データベース12選:https://meetsmore.com/product-services/databases/media/99426≫